2021-10-31

衆院選2021雑感

選挙に行ってきました。

今回は、比例代表も小選挙区も「自民党」に投票しました。
自民党に投票したのは今回が初めてです。その理由は2つあります。

・自民党が多数になった方が株価が上がる

身もフタもない考えですが、まずはこの理由です。

現物と信用を合わせて総額3000万円分ぐらい任天堂の株を保持していて、含み損が先週の金曜日の時点で300万円ほどあります。任天堂は景気敏感株ではないものの、日経225銘柄なので、株式相場全体の地合いの影響は受けます。

もし与党が安定多数を確保できず、政局に波乱が起きれば、株価にとってはネガティブ要因です。目先の利益のために、自分の1票を投じました。

・大きな社会変革を望まない

実は今までの選挙では毎回「日本共産党」に投票してきました。
といっても、ガチで共産主義を信奉しているというわけではなく、ちゃんと仕事をする野党としての役割を期待してという程度のことです。

しかしながら、これから早期リタイアする立場というのは、労働者ではなく資本家として生きていくということです。資本家と呼ぶにはあまりに小さな資産額ですが、労働ではなく株の配当や不動産収入などの資産から生まれる収益と資産の取り崩しで生活するのであれば、一応は「ミニ資本家」ということになります。

政治というのは、最終的には社会における富の分配をどうするかという議論に行き着きます。今回の選挙でも、低所得者への現金給付や消費税引き下げなど、お金のかかりそうな政策を各政党が打ち出していますが、結局のところそのための財源は、お金を持っている人への課税強化という方向にならざるを得ないでしょう。

そうであるならば、なるべく極端なバラマキを主張していない政党、すなわち、政権与党の自民党への投票が合理的な結論になります。日本が今のままで良いとは思っていませんが、荒療治的な痛みをともなう改革は自分がリタイアして人生を逃げ切った後にやってほしい、というのが率直な考えです。


2021-10-29

逃げ切り試算:2021年10月末

 2021年10月末(2021年11月末退職)の逃げ切り計画はこんな感じです。

西暦年齢国の年金個人年金IDECO生活費資産残高
202150-¥800,040¥87,154,835
202251-¥2,520,000¥84,634,835
202352-¥2,520,000¥82,114,835
202453-¥2,520,000¥79,594,835
202554-¥2,520,000¥77,074,835
202655-¥2,520,000¥74,554,835
202756-¥2,520,000¥72,034,835
202857-¥2,520,000¥69,514,835
202958-¥2,520,000¥66,994,835
203059-¥2,520,000¥64,474,835
203160-¥2,520,000¥61,954,835
203261¥345,540-¥2,400,000¥59,900,375
203362¥345,540-¥2,400,000¥57,845,915
203463¥345,540-¥2,400,000¥55,791,455
203564¥345,540¥240,000-¥2,400,000¥53,976,995
203665¥345,540¥1,800,000-¥2,400,000¥53,722,535
203766¥345,540¥1,800,000-¥2,400,000¥53,468,075
203867¥345,540¥1,800,000-¥2,400,000¥53,213,615
203968¥345,540¥1,800,000-¥2,400,000¥52,959,155
204069¥345,540¥1,800,000-¥2,400,000¥52,704,695
204170¥1,789,382¥345,540¥120,000-¥2,400,000¥52,559,617
204271¥1,952,054¥120,000-¥2,400,000¥52,231,671
204372¥1,952,054¥120,000-¥2,400,000¥51,903,725
204473¥1,952,054¥120,000-¥2,400,000¥51,575,779
204574¥1,952,054¥120,000-¥2,400,000¥51,247,833
204675¥1,952,054¥120,000-¥2,400,000¥50,919,887

リタイア初年度の生活費は、次のような計算になっています。

11月末まで働いて、12月は有休消化になるため、リタイア後の2021年の生活費はゼロという想定にしています。

退職金¥200,000
失業保険¥999,960
生活費0ヵ月分¥0
初年度住民税-¥500,000
初年度健康保険-¥1,000,000
その他-¥500,000
合計-¥800,040

失業保険の受給や住民税/健康保険の支払いは翌年になりますが、ひとまず退職関連の費用として2021年度分にまとめています。

前回の試算と比較して、生活費が1ヶ月分減った以外の変化は次の2点です。

1. 51歳~60歳の生活費を月1万円積み増し


50代はまだ多少なりとも体が動く時期だと考えているので、やりたいことをなるべくやりきるために月の生活費を1万円(年間で12万円)積み増しました。

逃げ切り試算的にはまだかなり余裕があるので、安定資産へのシフトと税金などを考慮しても今ぐらいの資産額を維持できるのであれば、あと数万円程度積み増しても良いかもしれません。

50代を過ぎると死亡率が年々高くなり、男性で60歳時点の死亡率は8.25%になります。
せっかく早期リタイアしても、お金を使い残して死んでしまうともったいないですからね。

2. 年金の受給額をねんきんネットの試算額で更新


今までの年金の支払額と今後の支払予定額を元に、ねんきんネットで将来の年金受給額が試算できます。(過去記事:ねんきん定期便チェック:2021年

2021年12月まで厚生年金、その後は59歳11ヶ月まで国民年金+付加年金の支払いで試算した金額を計上しているので、前回試算よりも、よりリアルな金額になっています。

ただし、年金には物価スライドという仕組みがあり、デフレ(消費者物価指数)になった場合は受給額が少なくなってしまいます。少子高齢化も改善の見込みがないので、受給開始年齢の変更や受給額削減というリスクも小さくはありません。

2021-10-28

資産状況:2021年10月末

2021年10月末の資産状況はこんな感じでした。

2021年10月前月比較前年同月比較
現預金¥11,280,784¥597,163-¥1,503,123
仮想通貨¥29,504,745¥6,434,811¥25,911,139
株と投資信託¥32,302,436-¥6,743,185¥7,370,490
投資用不動産¥10,380,102¥210,544-¥566,189
その他¥4,486,808¥18,205-¥4,573,806
合計¥87,954,875¥517,538¥26,638,511


・現預金


株の一部を整理したことで少し増えています。

・仮想通貨


アメリカでビットコインETFが採択されたことで、大幅に価格が上昇しました。
株の大幅な評価損をほぼ打ち消してくれています。
既に全資産の3割を超えているので、リバランスも考慮したいところですが、1BTC=1000万円ぐらいには近いうちに届いてしまいそうな気がするので、このままホールドの方針です。

・株と投資信託


任天堂株でヤラれました。(過去記事:任天堂株で大損!
信用買いしていた1単位を損失確定、1単位を現引きしましたが、まだ含み損が400万円ほどあります。

さすがに売られすぎで、テクニカル的にもファンダメンタル的にも底値圏だと思いますので、我慢してホールド継続です。


アメリカ株も含め、任天堂以外の個別株はすべて売却しました。
割合的には、ほぼ任天堂株の一本足打法となっていいます。

・投資用不動産


特に大きな変化はなく、ローンの残債が減った分だけ評価額が増えています。

・その他


円安の影響でクラウドバンクのドル建て資産の評価額が少し増えました。

・まとめ


資産の合計額は先月から50万円ほど増えました。

しかしながら、仮想通貨と個別株、それも値動きの激しいゲーム株に集中してしまっているので、来月はどう転ぶか予想もつきません。下手をすると1000万円単位で資産が減ってしまう可能性もあります。リタイア前の資産構成としては非常に望ましくない状況です。

人気の投稿