選挙に行ってきました。
今回は、比例代表も小選挙区も「自民党」に投票しました。
自民党に投票したのは今回が初めてです。その理由は2つあります。
・自民党が多数になった方が株価が上がる
身もフタもない考えですが、まずはこの理由です。
現物と信用を合わせて総額3000万円分ぐらい任天堂の株を保持していて、含み損が先週の金曜日の時点で300万円ほどあります。任天堂は景気敏感株ではないものの、日経225銘柄なので、株式相場全体の地合いの影響は受けます。
もし与党が安定多数を確保できず、政局に波乱が起きれば、株価にとってはネガティブ要因です。目先の利益のために、自分の1票を投じました。
・大きな社会変革を望まない
実は今までの選挙では毎回「日本共産党」に投票してきました。
といっても、ガチで共産主義を信奉しているというわけではなく、ちゃんと仕事をする野党としての役割を期待してという程度のことです。
しかしながら、これから早期リタイアする立場というのは、労働者ではなく資本家として生きていくということです。資本家と呼ぶにはあまりに小さな資産額ですが、労働ではなく株の配当や不動産収入などの資産から生まれる収益と資産の取り崩しで生活するのであれば、一応は「ミニ資本家」ということになります。
政治というのは、最終的には社会における富の分配をどうするかという議論に行き着きます。今回の選挙でも、低所得者への現金給付や消費税引き下げなど、お金のかかりそうな政策を各政党が打ち出していますが、結局のところそのための財源は、お金を持っている人への課税強化という方向にならざるを得ないでしょう。
そうであるならば、なるべく極端なバラマキを主張していない政党、すなわち、政権与党の自民党への投票が合理的な結論になります。日本が今のままで良いとは思っていませんが、荒療治的な痛みをともなう改革は自分がリタイアして人生を逃げ切った後にやってほしい、というのが率直な考えです。
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