2021-10-02

任天堂株で大損!

 


任天堂株で大損しました。
損失確定したのは、信用取引で購入した取得単価が最も高かった1単位で、142万円です。
しかもまだ含み損が360万円ほどあります。

それにしても酷い下げです。
時価総額の低い新興株ならまだしも、東証一部の日経平均採用銘柄で、特に大きな材料もなかったにも関わらず、たった一日で8.64%も下げるというのは、日本の証券市場の信用を疑いたくなります。


値動きの背景として考えられるのは、政府の緊急事態宣言解除による巣ごもり需要の後退です。
実際、他のゲーム株のコナミホールディングスも任天堂と同じぐらい下がっています。

それとは別の理由として考えらるのは、具体的な確証があるわけではありませんが、直近の日経平均株価の低迷と任天堂が10/1から日経平均の構成銘柄になったことに対しての「予想買いの結果売り」に便乗した機関投資家の売り仕掛けです。

著名投資家によるこんな発言もありました。


株価は理論で決まるものではありません。結果がすべてです。
それは十分にわかっているつもりですが、各種の指標から算出した理論株価や、その道のプロである証券アナリストの株価予想よりも3割以上低い株価というのは明らかに異常に思えます。

この画像はみんかぶの任天堂の目標株価からの引用です。
特に目を引くのは個人投資家の株価予想の39000円です。この株価予想なるものも、どういう基準で算出されているのか不明ですが、わざわざこのサイトにアカウント登録までして株価予想を投稿している人達は、少なくとも一般の個人投資家よりは、株価について良く考えている人達であることは間違いないでしょう。

前回の任天堂の株価についての投稿で、「投資の素人の逆をやるべき」と書きました。
その観点からすると、自分のお金で株の売買をしていない証券アナリストやAI診断の機械的な理論株価より、百戦錬磨の個人投資家達の意見を尊重すべきなのかもしれないですね。

まとめ


「株価の正当性」のようなことばかり気にして、素直にトレンドに乗っかるという判断ができなかったことは痛恨の極みです。任天堂は良い商品を作り続けていて、今後の成長余地も十分に見込まれると考えてはいますが、そもそもリタイアを目前に控えた人間が業績変動の大きいゲーム株に大金を注ぎ込むということ自体がどうかしています。株を買うにしても、会社の好き嫌いのような自分の感情は一切差し挟まず、冷徹な判断に徹すべきでした。

今回もまた高い授業料になりました。もしも含み損が1000万円を超えるようであれば、損切りして株式市場から退場します。ただそうであったにしても、今年から来年にかけてリタイアするという方針に変わりはありません。

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