2024-01-07

FIRE卒業へ(FIだけになります)

7月末に会社をフルリタイアしてから経過しました半年経過しました。

仕事がない日々は快適そのもので、かつ金銭的にも資産を取り崩すどころか毎月増えている状況なので、本来はアルバイトですら働く必要はないのですが、来年1月から正社員として再就職することに決めました。

きっかけはハローワークの求職実績作りでした。

あくまで失業給付を受けるためのノルマをクリアすることが目的でしたが、ハローワークのインターネットサービス経由で企業から内定をいただくことができました。

その会社には入社はせず、その後、民間の求人サイト経由での応募やジョブエージェントからの職業紹介などを受けているうちに、なぜかやる気が出てきてしまって、最終的には前職よりもかなり好待遇で内定をいただけた企業に入社することになりました。

FIREを卒業することにした最大の理由は、「今しかできないことは何か」ということを突き詰めて考えた結果です。

フルリタイア後、次の展開を見据えた勉強などの自己研鑽も多少はしていましたが、基本的には平日の昼間からジムに行ったりサウナに行ったり、映画を観に行ったり旅行に行ったり、のんびりと娯楽中心の生活をしていました。

あまり贅沢はできないにしても、仕事から解放されて毎日好きなように過ごせる日々は楽しいものでした。ただその一方で、本当にこういう生活で良いのかと思うようにもなりました。

現役から離れてからの期間がまだ短く、かつ人手不足という状況であったが故に、幸いにもオファーを出していただける会社を見つけることができましたが、もし10年後、60歳を過ぎてから働きたいと思い立っても、仕事を探すことはかなり難しいことでしょう。

悠々自適の生活は10年後でも遅くはないが、真剣に働くことは逆に今しかできないのではないかと考えた次第です。

もうひとつの理由は、仕事以上に情熱を持って打ち込める何かを見つけられなかったことです。趣味として楽しく感じられることはいろいろありますが、例えば筋トレを極めてボディビルの大会に出場するとか、丸一日映画を観続けるというほどには、趣味に情熱を注げません。

趣味の場合、基本的にはお金を払う立場でもあるため、どうしてもお客様扱いになりがちです。仕事のような責任や緊張感を感じるような場面はなかなかありません。かといって、今までとはまったく別の道でプロになるというには、年齢的に遅すぎるでしょう。

仕事がイヤになればいつでも辞められるという立場をキープしつつ、セミリタイア感覚で仕事を通じた自己実現と社会貢献を楽しんでいきたいと思っています。

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