直近の試算状況からすると、FIREのFI部分(Financial Independence:経済的独立)は達成したと言って良さそうです。RE部分(Retire Early:早期退職)は未完ですが、3月末までには退職するつもりです。
FIの条件は次のいずれかです。念のため、それぞれの観点からチェックしてみます。
1. 生活費以上の不労所得
この基準は達成していません。
株式と投資信託の残高が合計で3600万円ほどありますが、もともと配当を重視していないので、もしホールドし続けたとしても年利1.5%ぐらいだと思います。そうすると年額54万円です。
仮装通貨の方はステーキングという貸付の利息が入ってきます。
Binanceとfreebitcoin合わせて直近のレートで年額100万円弱の計算になります。
しかしながら仮想通貨のレートは変動が激しく、貸出利率に関してもどうなるかわからないので、あまり期待はしていません。
不動産については、現状は受け取った家賃から借入金を返済して諸経費を払うとほぼ手元にはキャッシュが残らない状態です。2024年に物件の半分ぐらいは借入金の返済が完了になるので、キャッシュフローはプラスになる予定です。
年間の生活費は300万円を予定しているので、ざっくり計算すると現時点では毎年150万円程度の赤字になります。
2. 年間生活費の25倍の資産額
年間の生活費は300万円なので、25倍は7500万円です。
直近の試算では2000万円以上余裕があるので、この基準は達成できています。
来年は51歳で、25年後は76歳です。
将来減額されるリスクはあるとはいえ、年金も一応受給できるでしょうから、毎月資産が減っていくことは気にしていません。
独身で被相続人がいない立場なので、死ぬ直前にお金が残っいてたとしても、渡せる相手がいません。むしろなるべく有意義に使いきってしまいたいと考えています。
3. 準備段階は終了。いよいよ実践へ!
日本で資産課税が導入されたらどうするとか、医学の進歩で人間の寿命が200歳まで伸びたらどうするとか、アメリカと中国が戦争になったらどうするなど、リスクを考えればキリがありません。
極論、そうなったらそうなったです。もし将来無一文になって寒空の下でホームレス生活をしなければならなくなったとしても、後悔はしないつもりです。セミリタイアに踏み切るのであれば、心の片隅にでもそういう覚悟はしておくべきなのかもしれません。