仕事はITコンサルタントで、企業の基幹業務系パッケージソフトウェアの導入支援をやっています。年収は1000万円弱です。
ただし、完全固定給というわけではなく固定給+変動ボーナスで、コンサルタントとしての売り上げと、各種目標設定の達成率による人事考課でボーナスの金額が変わってきます。
あまりにも仕事がなければ、そもそもクビになってしまうので、年間でボーナスゼロになる可能性は低く、だいたいプラスマイナス100万円ぐらいの幅に収まります。
ものすごく激務というわけではなく、しかも最近はコロナの影響で在宅勤務になったので、給料のコスパは悪くありません。
ではなぜ会社を辞めて早期リタイアしたいか言うと、これ以上お金を稼ぐモチベーションがなくなってきているというのもありますが、最大の理由は仕事内容に関する不満です。
パッケージソフトウェアというものは、基本的にはパッケージの仕様通りにお客さんに使っていただきます。もちろん、お客さんの仕様とパッケージの仕様が完全に合致しているはずがないので、多少はカスタマイズをしたり、機能が不足している場合は、開発側に機能拡張の要望を出したりします。
しかしながら、外資系ということもあって、なかなか機能拡張には応じてもらえません。理由のひとつは、文化的なギャップ、もうひとつは、グローバル市場での日本のシェアが小さいことです。
そのため、コンサルタントの仕事というのは、すごく単純化して言えば、お客さんと開発側との間の板挟みになって、どうにかこうにかお客さんをなだめて、パッケージを使っていただくということになります。
仕事なので仕方がないと言ってしまえばそれまでなのですが、少なくともクリエイティブな仕事ではありません。人生の残り時間が日に日に少なくなっていく中で、やりたくもないことに消耗していることに疑問を感じるようになってきました。
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