2021-09-22

年間休日120日では足りないのか?

前回の投稿で、会社を辞めてからやりたいことを整理してみました。
今回は、本当に会社を辞めなければダメなのか、今の休日数では不足なのかを考えてみます。

サラリーマンの年間休日

週休2日で祝日休みの場合、年間休日は120日前後になるようです。
夏季休暇や有休休暇を含めると、年間休日は125日~130日になり、ほぼ3日に1日は休日という計算になります。

年間を通しての感覚はこうです。

1月:正月休みがある。正月明けの翌週にも祝日あり。
2月:月の日数が少なく、祝日も2回。月給取りとしては、お得感あり。
3月:祝日1回。年度末で仕事が忙しい。ゴールデンウィークが待ち遠しい。
4月~5月:ゴールデンウィークがあるので稼働日少なめ。
6月:祝日なし! 夏季休暇が待ち遠しい。
7月:祝日2回。夏季休暇が待ち遠しい。
8月:待望の夏季休暇!
9月:祝日2回。涼しくなってくるので過ごしやすい。
10月:祝日なし! 年末年始が待ち遠しい。
11月:祝日2回。もうすぐ年末年始。
12月:祝日1回と年末休み。

3~4ヶ月ごとに長い休み(年末年始/ゴールデンウィーク/夏季休暇)があるので、もう少し働けば休める、というモチベーションにつながります。祝日がない月はツライですが、有給休暇を取得することもできます。

こうして見てみると、結構休んでいます。
定年まで、これで何とか乗り切れそうな気もしてきます。

拘束時間とノルマ

しかしながら、これだけ休んでいても、仕事が楽だとは思えません。
理由の一つは、拘束時間です。

今でこそ、コロナのおかげで在宅勤務ができていますが、コロナ前は毎日会社に通勤していました。首都圏の郊外から東京都心の会社まで片道1.5時間=往復3時間、仕事も毎日キッチリ定時で終えられるわけでもないので、朝7時ぐらいに家を出て、家に帰ってくるのは平均で21時ぐらいでした。こうなると1日の拘束時間は14時間にもなります。

朝起きてからスマホで会社のメールをチェックしたり、家に帰っても多少仕事をすることもありますので、実質的な拘束時間はさらに長くなります。

休みが多くても、稼働日の拘束時間が長ければ、休みが少ないのと同じことです。

もう一つの理由は、ノルマです。
私の場合はコンサルタントなので、お客さんに課金できる時間のノルマというものがあります。会社によりますが、だいたい稼働時間の80%ぐらいは有償作業、つまりお客さんに課金できる時間であることが求められます。

もちろんボーッとしていた時間はお客さんに請求できませんし、マジメに仕事をしていても成果が出ない場合は時間分を請求しにくいので、どうしてもサービス残業的な時間が発生します。また、コンサルタントというのは何らかの知識や経験をお客さんに提供することで対価をいただく仕事ですから、勉強のための時間も必要です。平日に時間が取れない場合は休日に勉強をすることもあるので、やはり拘束時間が増えることになります。

週休3日なら良いのか?

週休2日で不足であれば、週休3日ではどうでしょうか?
土日に加えて、水曜日も休めれば、精神的にも体力的にもかなり楽になります。

ただこれも、週休3日になってもノルマが変わらなかったり、稼働日の労働時間がその分だけ増えてしまうのであれば、意味がありません。

今勤めている会社では週休3日という働き方はできないので、週休3日を既に実施している会社に転職することが前提になりますが、まだ一般的ではなく、ごく一部の大企業や先進的なベンチャー企業で始まっただけです。

そもそも、そういう企業も週休3日で楽をしたい人を採用したいわけではなく、短い時間でも成果を出せる人を採用したいのでしょうから、私が採用される可能性はなさそうです。

アルバイトで週2~3日で働く

自分なりのワークライフバランスとしては、週2~3日働くというのが理想的です。土日休んで月曜働いて火曜休んで・・ぐらいのペースであれば、肉体的にも楽で、休みがずっと続くよりも生活のリズムがキープできて良いかもしれません。

正社員ではなくアルバイトになり、時間給で比較すれば今の仕事より遥かに下がってしまいますが、お金よりも自由な時間が欲しくて会社を辞めるわけですから、それは問題ではありません。

曜日を決めて働くというよりは、短期バイトや日雇いバイトなど、自由に働く日を決められればさらに良いですね。

まとめ

昭和の昔はサラリーマンでも週1日しか休みがなかったわけですから、それに比べれば今は恵まれています。それでも、私には全然足りません。正月休み明けやゴールデンウィーク明けは、絶望的な気持ちになります。

週休3日も現実的な選択肢としては無理そうなので、やはり会社を辞めてリタイアするしかないようです。


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