2024年8月末の資産状況はこんな感じでした。
・現預金
常日頃から全資産の30%程度は現金で持っていたいと思っているのは、暴落局面で買い増しをするためです。歴史に残るレベルの暴落がやってきたにも関わらず、手持ちの現金が少なかったために、残念ながらあまり機動的な対応ができませんでした。
チャンスは自分の懐事情に合わせてやってきてくれるわけではないことを痛感した次第です。
・仮想通貨
今回の暴落は株だけでなく、仮想通貨も大きく下がりました。
ショックから立ち直りつつあるというチャート形状ですが、7月末の高値からまだ6割程度しか戻していません。
(下図は日足のBTC/USDのチャート)
・株と投資信託
日本株は本当に大きく下がりました。
7月11日の高値から実に1万円以上も下落しています。
比率で言っても25%です。
(下図は日足の日経平均のチャート)
不幸中の幸いで、信用買いのポジションは今回の暴落前にほとんど処分できていたおかげで、追証による損失は回避できました。欲を言えば7月前半の高騰が全戻しになった時点で現物のポジションも整理して身軽になっておくべきだったかもしれませんが、結果論ですね。
下落から値を戻す段階で信用買いを入れて、一応は現時点で200万円ぐらいの含み益は出ています。しかしながら、自分の資産クラスであれば今回の暴落で1000万円ぐらいは稼ぐべきでした。それぐらいのことができないのであれば、わざわざ短中期の個別株の売買などせず、インデックスの投資信託をガチホしておけば良いことです。
TOPIXのインデックスを年初で買っておけば、まだ13%の含みがあるようです。自分の売買がそれ以上のパフォーマンスを出せているのか、それがリスクと労力に見合うものなのか、反省すべきですね。
・FX
・まとめ
株の信用買い、日経オプションのコール買い、FXのドル円ショートの合計で250万円ぐらいの利益は出せていますが、株の現物や仮想通貨は暴落前の水準に戻っていないので、総資産額は前月から大きくマイナスです。
投資家にとっては、暴落こそが最大のチャンスです。
今回は新たに投資に回せる余剰資金が少なかったこと、および、本業のために投資に集中できなかったことで十分な利益を得られず、機会損失を生んでしましました。
逆に言うと、普段は何もせず、5年~10年に一度の暴落局面でうまく立ち回れれば、サラリーマンとしての数年分の稼ぎを一気にたたき出すこともできそうです。それこそが、FIRE達成後の肉食投資家としてのあるべき姿なのかもしれません。
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